広島・堂林 復活のろし打 悪癖修正3戦連続H!OP戦打率・500
「オープン戦、DeNA9-1広島」(2日、横浜スタジアム)
広島・堂林翔太内野手(30)が七回に右前打を放ち、オープン戦に入って3試合連続安打の打率5割と好調ぶりをアピール。新外国人ライアン・マクブルーム内野手(29)の来日が未定の状況の中、鯉のプリンスが復活気配を見せている。
追い込まれても関係なかった。七回無死一、二塁で堂林。初対戦の徳山に対して、フルカウントからの137キロをきれいに右前にはじき返す安打を放った。これでオープン戦に入って3試合連続安打。8打数4安打で打率5割となった。
「いい内容も増えてきました。打席の中で自分のやりたいことができている。結果、たまたまヒットになっている」
冷静に振り返った。昨季は打率・190、0本塁打、5打点と不振に終わった。復活を目指す今季へ向けて、キャンプイン前には「基本に戻ってセンター返しを心掛けたい」と話していた。だが、知らぬ間に悪癖が顔をのぞかせていた。
「キャンプは強引になっているところが多かった。(オープン戦は)基本に返ってセンターを意識した打席が増えているかなと思います」
4本の安打の内訳は中安打が2本、右安打、左安打が1本ずつ。センターへの意識が好結果につながった。四回の1死一、二塁の場面では2ボールから坂本の低めチェンジアップを三直。安打にならかったが、直球を狙いながら右方向への意識があったために変化球を捉えることができたと分析する。
「徐々には良くなっていると思います。そういう打席が増えていけば結果も出る。結果だけにとらわれすぎずに打席でやりたいことを1打席1打席やっていきたいと思います」
“鯉のプリンス”もプロ13年目。ガムシャラに結果を求める時期は過ぎた。自分のやるべきことは理解している。目指すはシーズンでの爆発。開幕に向けて課題を一つ一つ、つぶしていくことだ。その先に復活がある。
「昨年は数字を見ても良くなかった年でしたけど、決してマイナスではないと思っています。今年に生かせばいい話なので。しっかり今年一年頑張っていきたい」
鈴木誠がメジャー挑戦で抜け、新外国人マクブルームの来日も未定。この窮地を救うのは背番号7だ。
