広島ドラ2・森「ストライクゾーン勝負」 22日・DeNA戦先発で対外試合デビュー

 「広島春季キャンプ」(21日、沖縄)

 広島のドラフト2位・森翔平投手(24)=三菱重工West=が21日、対外試合初登板初先発となる22日の練習試合・DeNA戦(宜野湾)に向けて、ストライクゾーン勝負を宣言した。打たせて取る投球が持ち味の左腕は、テンポ良く投げてゴロの山を築き、開幕ローテ入りへの道を切り開いていく。

 真っ向勝負を挑む。対外試合初登板初先発する森は、静かな口調ながら闘志を燃やした。「ストライクゾーンに強い球を投げて勝負していく」。攻めの投球を貫き、開幕ローテ入りへの一歩を踏み出す構えだ。

 打たせて取る投球スタイル。ゴロの山を築くためには、ストライク先行の投球が欠かせない。DeNAとは16日も練習試合を行い、10安打で6得点を奪われた。一度、波に乗ると止まらない。新人左腕は「緩急を使って抑えていきたい」と力を込めた。

 同期入団の活躍が発奮材料だ。ドラフト1位・黒原(関学大)と同5位・松本(ホンダ鈴鹿)は、19日の練習試合・巨人戦で無失点デビューした。「すごいなと思ったし、刺激になる」。役割は違うものの負けられない気持ちはもちろんある。

 開幕ローテは大瀬良、九里、森下、床田の4人が決定。残り2枠を玉村、小林、遠藤、大道らで争う。佐々岡監督は「全く決まってない」と白紙を強調し、競争を促した。

 森は「気持ちばっかり先走ってもいい結果にはならない。落ち着いてゾーンに投げ込むというテーマでやりたい」ときっぱり。マウンドで淡々と投げ込む強心臓も評価が高い。平常心でマウンドに立ち、結果を残してみせる。

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