カープ一岡 復活へブルペン一番乗り プロ入り時の背番号と同じ「46」球
「広島2軍春季キャンプ」(1日、由宇)
広島2軍が1日、山口県岩国市の由宇練習場でキャンプインした。一岡竜司投手(31)はブルペンに一番乗りし、46球を投げた。今後も毎日のようにブルペン投球を行う決意。2年ぶりの1軍マウンドを目指してハイペースで調整していく。
気温6度。吹き付ける風が寒さを倍増させるブルペンに、一岡が一番乗りで入った。低温などを気にとめることなく、半袖姿で腕を振る。初心に帰り、投げ込んだ46球。今季にかける思いを込めた。
「投げるときは(寒くても)半袖です。球数はプロに入ったときの背番号。真っすぐを丁寧に投げました」
今キャンプは毎日のようにブルペン入りするつもりだ。「少ない球数でもいいので投げたい」。中継ぎはシーズン中、登板がなくても肩をつくる。試合を想定してハイペースで調整を進める決意だ。
練習方法を変えたのは強い危機感の表れでもある。昨季は1軍登板がなく、その間に若手が次々と台頭した。世代交代が進んだ。
「今まではケガをしないようにとか、変なプライドがあった。去年1軍登板がなくて、それがなくなった。投げて追い込んでいきたい。ケガを恐れてパフォーマンスが落ちるよりいい。チャンスは少ない」
今季はかつてのように力強い直球で押すだけではなく、本塁ベースの幅を目いっぱい使って打者を抑える投球の習得も見据える。
「丁寧に投げたい。力ずくで抑える年齢でもない」。新たなスタイルを確立して自らの殻を破り、1軍昇格を勝ち取る。
