北別府学氏「あの打球は内野安打と判定しても…」失策の菊池凉へエール「褒め足りぬ」
広島の元エース・北別府学氏(63)が3日、自身のブログを「2シーズン振りのエラー!」というタイトルで更新。2日のDeNA-広島戦での広島・菊池涼の失策について私見を述べた。
「菊池選手 2シーズンぶりのエラー 見ていましたが あの打球は内野安打と判定してもおかしくない」
菊池涼は八回1死一、二塁の場面で二塁ベース手前へのゴロに猛チャージ。一度グラブに収めたがこぼれて失策が記録された。昨季は二塁手として史上初のシーズン無失策。連続守備機会無失策が「569」で止まった。佐々岡監督も「きつい判定だった」と話していた。
北別府氏は「その後は淡々と守備をしていましたが 打撃も好調だからね。本当に素晴らしい選手ですよ、この菊池。まだ、褒め足りぬ」とOBの暖かい視線でフォローしている。
北別府氏は現在、成人T細胞白血病と闘病中。この日のブログでは続けて「昨夜の中継 バックネット裏でずっと映っていたのは 熱狂的カープファンの彼」と記し、北別府氏の現役時代のユニホームを手にしたファンの写真を添付。「ずっとこのユニフォームで球場に通い続けて 闘病を励ましてくれました」と感謝の思いも記している。