広島OB安仁屋氏がラジオ復帰 濃厚接触者で自宅待機「お酒を一滴も飲まなかった」

 新型コロナウイルス陽性患者の濃厚接触者となり、自宅待機していた野球解説者の安仁屋宗八氏(76)が28日、毎週月曜にレギュラー出演している中国放送(RCC)のラジオ番組「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」に復帰した。

 安仁屋氏は「ただいまですね。長かったですよ。(外に出るのは)新聞を取るだけでした。家で2週間じっとしていたら病気になる。家の中をうろうろして動物園におるんかという感じでした。きつかった」と率直な心境を語った。

 先週から外出が可能になり、まず始めに散歩をしたという。自宅待機中は「お酒を一滴も飲まなかった。偉いでしょ。やればできるんですよ」と禁酒したことを明かし、「体調はいいですよ。きょう血圧を測ったら浮かれていたのか高かった(笑)」とちゃめっ気たっぷりに話し、元気な姿をアピールした。

 安仁屋氏は12月上旬、知人がコロナに感染したため、自身もPCR検査を受けた。結果は陰性だったが、約2週間の自宅待機を指示され、番組出演や野球の評論活動なども自粛していた。

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