広島・佐々岡監督、ドラ1栗林へ新人王取れ!大学日本代表の後輩・森下に続け

 広島の佐々岡真司監督(53)が2日、ドラフト1位の栗林(トヨタ自動車)に“新人王指令”を出した。社会人ナンバーワン右腕は先発、中継ぎ両面での登板経験がある。来季、巻き返しを図るチーム。その一翼を担ってほしいと願った。

 期待が大きいからこその言葉だった。佐々岡監督が力を込める。「森下に次いで新人王を取れるような選手になってほしい」。ほれ込んだ右腕の背中を押す熱いエールだ。

 役割は来年の春季キャンプを見ながら決めていく。「先発も抑えもできる投球スタイル」。気迫を前面に押し出し、最速153キロの直球とフォーク、カットボール、カーブなどを操る本格派だ。長い回も短い回も投げられる存在は、投手陣再建へ欠かせないピースになる。

 栗林が名城大3年時に大学日本代表に選ばれた時、1学年下の明大・森下も一緒に日の丸のユニホームに袖を通した。森下は1日の中日戦で10勝目を手にして新人王を“確定”させた。「(森下と)切磋琢磨(せっさたくま)しながらね」。刺激し合いながらの成長に思いをはせた。

 「本当に欲しい選手だった。1年目から活躍してほしい。それだけですね」。笑顔で指名あいさつを終えた指揮官の期待は膨らんでいる。

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