広島・九里7勝目も完封逃し「悔しい」お立ち台では笑顔なく
「阪神1-5広島」(20日、甲子園球場)
先発した広島の九里亜蓮投手(29)が九回途中、4安打1失点の好投で自身3連勝となる7勝目を飾った。
五回までパーフェクト投球。六回2死から近本に初安打を許すも、低めに落ちるフォークなどを有効的に使い、阪神打線を手玉に取った。
だが、9月28日のDeNA戦以来、今季2度目の完封まであとアウト2つとなった九回1死から3連打を浴びて1点を失い、無念の降板となった。
試合後はお立ち台に上がるも「最後まで投げ切れなかったというところが悔しい。ああいう投球すると八回まで良かったのが、なかったことになってしまう」と笑顔はなく、反省の弁を述べた。