広島・佐々岡監督 巨人戦6年ぶり負け越しに「悔しさはみんなが持っている」
「巨人6-1広島」(14日、東京ドーム)
広島は巨人に完敗を喫して、14年以来6年ぶりに巨人戦の負け越しが決まった。力の差を見せつけられての敗戦に、佐々岡監督は「どこも同じではあるけど(首位を)走っている巨人を相手に負け越しという結果になってしまった。この悔しさは、みんなが持っている」とナインの胸中を代弁した。
先発・遠藤が初回、二回と四球から失点。1-2の六回は1死満塁で大城に中前適時打を浴びて2点を追加された。「粘り強さが足りない。打たれることを怖がる自分がいる。どうにかして打破しないといけない」と右腕は唇をかんだ。
前夜は相手エース・菅野に土を付けたが、この日は一転して打線が沈黙。会沢のソロが唯一の得点で、3安打のうち2本が内野安打という内容だった。
東京ドームでの試合は、あす15日が最後。「あした最後なので頑張ります」と指揮官は懸命に前を向いた。