広島・佐々岡監督、緊急降板の遠藤の軽症強調「たぶん大丈夫だと思う」
「阪神3-1広島」(12日、甲子園球場)
中5日で先発した広島の遠藤淳志投手が84球を投げ、五回途中、5安打4四死球3失点で緊急降板した。
五回2死三塁。サンズの打席で足元を気にするそぶりを見せた。沢崎投手コーチとトレーナーが駆けつけるも続投。しかし、四球で2死一、三塁になったところで一度治療を受けた。再びマウンドに戻るも続投は困難と判断され、無念の降板となった。佐々岡監督は「あすになってみないと分からないが、たぶん大丈夫だと思う」と軽症を強調。病院に行く予定もないという。
二回以降は立ち直っていただけに初回の3失点が重く響いた。先頭の近本に左前打を許すと犠打と死球で1死一、二塁。サンズを中飛に抑えるも大山にカウント1-1から真ん中高め142キロ直球をバックスクリーン左に運ばれた。「甘い球をいかれた。投げミスをしてしまった」と唇をかんだ。これで登板3試合連続初回に失点。課題の立ち上がりにまた捕まった。
3敗目を喫した遠藤は「本当に反省しています」と初回の入りを猛省した。