広島・大瀬良、チームトップタイ5勝目 8回2失点「何とか勝ちたいという思い」

8回2失点の好投で5勝目を挙げた大瀬良(撮影・立川洋一郎)
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 「広島10-4巨人」(22日、マツダスタジアム)

 広島の大瀬良大地投手(29)が107球を投げ、8回5安打2失点でドラフト1位の森下(明大)と並ぶチームトップタイの5勝目を挙げた。

 二回に丸に一発を浴びたものの、「序盤からストレートを多めに投げた。状態も良かったし、それが良かったんだと思う」と直球を軸とした組み立てを好投の要因に挙げた。

 140キロ後半の直球を軸に変化球をうまく織り交ぜて巨人打線を手玉に取った。八回、2死満塁のピンチを招くも岡本を空振り三振に斬って切り抜けた。佐々岡監督は「粘り強く投げて彼らしい本来の投球だった。丁寧に投げていた」と評価した。

 打撃でも先頭で迎えた三回に必死の粘りで四球を選び、打者一巡の猛攻を呼び込んだ。

 前回登板の15日・阪神戦は5回5失点(自責4)で2敗目を喫していた。「ふがいない投球をしたので何とか勝ちたいという思いでマウンドに上がった」と、巻き返しに燃えていた右腕が堂々たる投球でエースの貫禄を示した。

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