広島・堂林“らしいホームラン”で復調気配「いい方向に打てました」打率も3割台に

 「広島2-2DeNA」(19日、マツダスタジアム)

 広島の堂林翔太内野手(29)が、復調気配が見える9号ソロを放った。2割台に落ち込んだ打率も1日で3割台に復帰した。

 0-2とリードされて迎えた六回1死。フルカウントからDeNA・先発の浜口の直球を詰まりながらも右翼席ポール際に運んだ。「変化球をケアした中でいい方向に打てました」と話した。佐々岡監督は「堂林らしいホームランだった。これでいいときの感じになってくれればいい」と評価した。

 18日の同戦で18打席ぶりの安打を記録した。二回の第1打席にも右中間フェンス直撃の二塁打を放ち、マルチ安打を記録した。一時・446に達した打率は前日18日には・299と3割を切っていたが、1日で・302と打率3割に復帰。自身にとって好調のバラメーターでもある右方向への積極果敢なバッティングを見せ、不調を脱出しつつある。

 佐々岡監督は堂林に対し、「ここで殻を破られるか。苦しんでいるが、そういうところが大事」と奮起を求め、堂林は「結果的に勝ち切れなかったが、やれることをやっていくしかない。深く考えず、シンプルにやって勝てるようにしたい」とレギュラー定着に向けて必死のプレーを続けていく。

 なお、チームは同点に追いつくも引き分け。これで延長戦の成績は1敗6分け。いまだ本拠地でサヨナラ勝ちはない。

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