広島・フランスア1回5失点 佐々岡監督「高めでファウルや空振りが取れないと…」
「広島紅白戦、白組7-2紅組」(30日、マツダスタジアム)
広島の守護神候補であるヘロニモ・フランスア投手は、1回5安打5失点と打ち込まれた。
七回から登板。先頭・長野への四球からリズムを崩すと、鈴木誠に左中間フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。その後はメヒア、小窪、石原慶に適時打を許した。
直球は最速152キロを計測したものの、佐々岡監督は「確かにスピードは上がってきているんだけど。打たれたのは高めの球。高めでファウルや空振りが取れないと。良い時は取れていた。それができないと、厳しくなる」と表情を曇らせた。
昨季12セーブを挙げたドミニカンは、守護神候補筆頭だ。フランスアは「自信を持って投げたんだけど、苦しかった。追い込んでからが、真ん中に甘く入ってしまう」と話した。
スコットは1回無安打無失点。DJ・ジョンソンは1回2安打2失点だった。6月2日から始まる対外試合では、3人に均等に登板機会が与えられる見込み。フランスアは「3者凡退で抑えたい」と力を込めた。