広島・小園が2安打1盗塁2得点「一つでも次の塁を」レギュラーへアピール

4回、小園は高橋大の犠飛で生還する。捕手・中村奨(撮影・山口登)
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 「広島紅白戦、白組5-2紅組」(10日、天福球場)

 広島の小園海斗内野手(19)が、紅白戦の白組で「6番・遊撃」で出場し、2安打1盗塁2得点と活躍した。二回に薮田から右中間へ2塁打を放ち、メヒアの左前適時打で生還。四回には一岡から右前打で出塁し、二盗を決めるなど持ち前の俊足を披露した。「甘い球は狙ってましたし、しっかりと反応して打とうと思っていたので良かった。走塁も積極的にやれた」と充実感を漂わせた。

 常にアグレッシブな姿勢で果敢に次の塁を狙っていく。その意識づけが結果となって表れた。「一つでも次の塁を目指す走塁が自分の持ち味。ワンバウンドゴーであったり、一歩目を大事にしている」と小園は振り返った。佐々岡監督は「バットが振れているし、次の塁を狙う姿勢もある」と積極性を評価。さらなる活躍を期待した。

 11日に日南キャンプを打ち上げ。沖縄に移動して13日からは2次キャンプが幕を開ける。「(走攻守)全部アピールして成長していきたい。若手らしくやっていければ」とフレッシュさを前面に押し出しながら、レギュラーへの階段を一歩ずつ上がっていく。

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