鯉ショック…野村抹消…Aクラス死守へローテ緊急再編 大瀬良&床田は中5日

 練習で汗を流す野村。右は床田(撮影・飯室逸平) 
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 広島は2日、野村祐輔投手(30)の出場選手登録抹消に伴い、先発ローテを緊急再編した。3日からのヤクルト3連戦(神宮)はクリス・ジョンソン投手(34)から、大瀬良大地投手(28)、床田寛樹投手(24)がそれぞれ中5日で先発マウンドに向かう見込み。4位・阪神に2ゲーム差と迫られてきた中、Aクラス死守へ先発ローテをフル回転させる方針だ。

 2位浮上を狙う広島に衝撃が走った。ヤクルト3連戦に先発予定だった野村がこの日、出場選手登録を抹消された。午前11時からの投手指名練習では、ノースロー調整ながら、精力的にダッシュを繰り返した。練習後には「やるべきことは変わりない。勝つしかないので勝つためにしっかり投げていきたい」と話していたが…何らかのアクシデントが起こった模様だ。

 野村の離脱によって先発ローテは緊急再編される。3日からのヤクルト3連戦(神宮)の初戦は予定通りジョンソンが先発するが、2戦目・大瀬良と3戦目・床田はそれぞれ中5日での先発となる。

 デビューからヤクルト戦12連勝中の大瀬良は「数字ほど相性がいいと思っていない。よく打たれているし、油断はできない。いい形でゲームを作っていければいい」と表情を引き締めた。床田も「これからどのチームと当たっても負けられない。自分が投げる試合は責任を持って、勝ちに貢献できたらいい」と意気込む。

 6日からは本拠地・マツダスタジアムで、2ゲーム差に迫ってきた4位・阪神とのAクラス争いが控える。8日の第3戦は登板後の疲労や球数次第で、ジョンソンを中4日で投入するプランが浮上。残り17試合、佐々岡投手コーチは「(登板間隔を)詰めていく可能性はある。一戦一戦を戦う中でどうなるか」と宣言した。ラストスパートへ、投手陣が一致団結し苦境を乗り越える。

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