止まらぬ「四球病」先発・アドゥワ 初回いきなり4四球の押し出し

 1回、押し出しで先制を許すアドゥワ誠(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-広島」(30日、甲子園球場)

 広島が四球絡みで初回に先制を許した。先発マウンドを託したアドゥワは阪神先頭の近本にストレートの四球を与えると、糸原、糸井にもフルカウントから四球を出し、いきなり無死満塁のピンチ。

 4番・大山は空振り三振に仕留めたが、5番・福留にはカウント3-1からの131キロの変化球が外れて押し出し。阪神はバットを振らずして先制点を奪った。なおも1死満塁のピンチだったが、ここで阪神・マルテが初球に手を出し三塁併殺。ダメージは最少で防ぐことができた。

 前夜のヤクルト戦(神宮)では先発の九里が4回1/3を6四球出すなど、5投手で今季ワーストの10四球。ヤクルトに6安打しか打たれなかったが、7点を奪われて連敗した。

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