永川、投手陣の新井になる 投手最年長37歳-背中で語ります

 広島・永川勝浩投手(37)が3日(日本時間4日)、優勝旅行先のハワイで、チーム最年長投手として、今季限りで現役を引退した新井貴浩氏(41)のような姿勢を後輩に見せる意思を示した。「新井さんは自分から教えるというよりも、やっていることがみんながいいと思っているんだと思う。そういうイメージかな」とうなずいた。

 もちろん「一生懸命練習をするのは当たり前」と説く。その中で、自身も新井氏の姿から好影響を受けたからこそ、懸命さを形で示す思いが心に満ちた。「そうしないといけないと、いま一度呼び起こしてもらったような感じ」と振り返った。

 今季は、昨秋の左膝クリーニング手術を経て、16年以来の1軍登板を果たすなど22試合に登板。プロ17年目の来季へ「自分がうまくなるために一生懸命やるだけ」と進化を求めるとともに、「それを彼ら(後輩)がどう捉えるか」と自身の背中が何かしらの好影響を及ぼすことを願っている。

 優勝旅行には初参加で、この日は球団主催のゴルフコンペ・オーナー杯で一岡、大瀬良、九里と盛り上がりながらラウンドした。リーグ3連覇のご褒美を堪能する期間を経て、がむしゃらに汗を流す日々を過ごしていく。

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