会沢、鯉捕手初2年連続ベストナイン!来季達川に並ぶ最多タイ3度目受賞へ

 広島の会沢翼捕手(30)が26日、2年連続2度目のベストナインに選ばれた。球団捕手の2年連続受賞は初。リーグ4連覇と35年ぶりの日本一を目指す来季。攻守で今季と同様の存在感を示し、3年連続受賞を目指す。

 秋空の下で届いた吉報に、会沢の表情が崩れた。扇の要としてリーグ3連覇に貢献した今季。球団捕手としては初めてとなる2年連続でベストナインに選出された。「来年もまた頑張ろうという気持ちになる。3、4年続けての受賞?目標にしていきたい」と声をはずませた。

 他球団がうらやましがる「強打の捕手」として存在感が光った。バットでは13本塁打を放ち、65年ぶりに球団捕手の本塁打記録を更新。96安打、42打点はいずれも自己最多だ。

 「まわりの支えがなかったら、こういう賞は取れなかった」。周囲に感謝の言葉を並べる一方、自身は選手会長としてチームをまとめた。責任感が強い人柄。個人個人で食事に誘いながら、気になったことは助言した。攻守に置いて整理事項は多い。それでもチームのために献身的に声をかけた。

 来季、リーグ4連覇と35年ぶりの日本一という目標を掲げる。悲願を達成すれば、球団では達川光男に並んで最多タイとなる3度目のベストナイン受賞が見えてくる。

 「もう1つ上のランク(日本一)に行きたいと思う。そこが最終的な目標なんだから」。来季も担う選手会長の重責。プレー面でもチームを引っ張り、頂点を目指す。

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