安部 来季は「全試合出る」 シーズン完走へ下半身強化「休んでいる暇はない」

 広島・安部友裕内野手(29)が19日、自身初の全試合出場へ決意を示した。志願参加している天福球場での秋季キャンプでは攻守の技術面はもちろん、シーズン完走へ下半身強化がテーマ。「今年の成績でキャンプがないのはあり得ない。投げる打つ守る走る、は足から。全試合出場したい」と力強く話した。

 昨季は自身初めて規定打席に到達したが、今季は序盤で打撃不振に陥るなど出場は72試合。昨年9月に死球を受けた右ふくらはぎの手術を受けたことで、今年は「(体の)バランスが崩れて、腰にきたりもあった」と春季キャンプ中、シーズン中と腰痛を発症。「同じ過ちを繰り返さないように」と走る量を増やし、走り方も見直している。

 この日はロングティーで心地良い快音を響かせ、屋外での練習を締めた。11日から始まった秋季キャンプは20日で終了するが、その後も一切、妥協することなく来季を見据える。「レギュラーはケガが少ない。後悔がないように体を作っていきたい。休んでいる暇はない」。安部の闘志は燃えさかっている。

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