中村恭「64」で巻き返す 昨季までの背番号「22」はドラ1・奨成へ

 広島・中村恭平投手(28)が10日、廿日市市の大野練習場で自主トレを行い、新背番号「64」で心機一転巻き返しを図る決意を示した。昨季までの背番号「22」はドラフト1位・中村奨(広陵)に譲る形となったが「(変更が)いいきっかけになればいいと思う」と気持ちを新たにした。

 今季こそ結果を出すべく、再出発を図る。7年目だった昨季は1軍登板なし。今オフは直球を見直し、130キロ台後半~140キロ台前半だった平均球速を140キロ台中盤まで上げていくつもりだ。

 そのためにもウエートトレに加え、投球時の下半身の使い方を修正。「(これまで)突っ立って投げている感じだった。下で踏み込んでいけるように」と右足の踏み込みの感覚を変え、威力のある直球を生み出していく。

 現在チームは先発、中継ぎ問わず左投手の確立が懸案事項。結果を出し続けることで、1軍のマウンドもおのずと見えてくる。「右の人にも勝たないといけない。全員がライバル」と闘志を燃やす。

 この日はネットスローなどを行い「思いのほか投げられている」と調整に手応え。「チャンスをもらえるように結果を出さなきゃいけないし、もらった時に結果を出さないといけない」。覚悟を胸に、新たなシーズンを過ごす。

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