山本浩二氏、親友にしてライバル・星野仙一氏を悼む「元気がなく心配していた」

盟友の田淵幸一氏、星野仙一氏、山本浩二氏(左から)=2007年1月
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 プロ野球・広島の主砲として活躍し、監督も務めた山本浩二氏(71)が6日、今月4日にすい臓がんのため70歳で死去したアマチュア時代からのライバルにして親友、星野仙一楽天球団副会長を「本当に早すぎる」と悼んだ。

 2人は同学年で、山本氏は法大から広島、星野氏は明大から中日に進み、東京六大学からプロ野球と球界を盛り上げたライバルで親友だっただけに「突然の訃報に言葉が出ない。あまりにもショックが大きい」とがく然。

 昨年末に開かれた星野氏の野球殿堂入りパーティーで顔を合わせていたが「昨年11月28日に東京、12月1日に大阪で行われた殿堂入りパーティーの時の姿が元気がなく、顔つきや声にも力がなくなっていたので心配はしていた」と、体調不良には気付いていたという。

 「大阪のパーティーの後、3日後くらいだったかな。お礼の電話がかかってきたので『気をつけてくれよ』と話したばかりだったのに…。本当に早すぎる」と、ライバルで親友の死に悲しみを隠せなかった。

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