カープ優勝を「良かった」と3回も言ってくれた…松田オーナーも星野氏悼む

 広島・松田元オーナー(66)が6日、膵臓(すいぞう)がんのため4日早朝に急逝した楽天・星野仙一球団副会長(享年70)の早過ぎる死を惜しんだ。

 松田オーナーは星野氏が現役を引退してから親交を深めたという。「熱さとクールさの両方を持っていた。(球界にとって)痛い。バリバリ引っ張っていってほしかった。あの若さでつらいと思う」と沈痛の表情を浮かべた。

 16年のドラフト会議での出来事が忘れられないという。控室に姿を見せた星野氏は松田オーナーの手を握り、「良かった、良かった、良かった」。25年ぶりのリーグ優勝を自分のことのように喜んでくれたのだった。

 同オーナーは「『良かった』と3回も言ってくれた。一緒に喜んでくれて、すごく伝わってきた。手の大きさも、声も、覚えている。部屋を出るときも『良かった』と言っていた。あの人の人柄だと思う」としみじみと振り返った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス