新井が本拠地胴上げへ導く「たくさんのファンの前で、地元で決めたい」

 広島・新井貴浩内野手(40)が11日、本拠地・マツダスタジアムでの胴上げを心待ちにした。昨季は敵地・東京ドームで優勝決定の瞬間を迎えただけに、「地元で決めたいという思いはある。自分たちでどうにもできないこともあるけど。一戦一戦(という思い)に変わりはない」と素直な思いを語った。

 チームは9月に入り9連勝と絶好調。5日の阪神戦(マツダ)で優勝マジック「12」を再点灯させると、瞬く間に「5」まで減らした。カウントダウンが加速する中「みんなが1試合1試合を全力で、と思ってやっている。その積み重ね。マジックが減っても、そのスタンスは変わらない」と新井も手応えを口にする。

 本拠地での胴上げが実現すれば、91年以来26年ぶり。当時、中学生だった新井の記録は鮮明だ。「(野村)謙二郎さんがルーキーの頃だったかな。グラウンドでビールかけをして。テレビで見たと思うよ」と懐かしそうに振り返った。

 本拠地での今季勝率は驚異の7割超え。「全国にたくさんのカープファンがいるけど、ホームでたくさんのファンの前で決められたらいいなという気持ちはあります」と新井。真っ赤に染まるスタンドに最高の瞬間を届ける。

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