ジョンソン完封!単独トップ5勝目だ
「広島9-0ヤクルト」(17日、マツダスタジアム)
マウンド上で女房役・石原と熱い抱擁を交わした。堂々たるピッチングで、スコアボードに9つのゼロを並べた広島・ジョンソン。来日初登板の15年3月28日・ヤクルト戦(マツダ)以来、2度目の完封勝利でリーグ単独トップの5勝目を挙げた。
「きょうは全体的に制球がよかった。今シーズン一番の投球ができたよ」。キレ味抜群の変化球を駆使。山田、バレンティンを完璧に封じ、ヤクルト打線を寄せ付けなかった。
唯一のピンチは七回だ。2本の安打と四球で2死満塁。だが大引を落差の大きいカーブで二ゴロに仕留めた。「石原の組み立てが全てうまく行った。今まで全て受けてくれているので特徴を理解してくれている」と圧巻の完封劇を振り返った。
緒方監督は「前回は少し、制球を乱していた。きょうはチェンジアップ、ツーシームがいいコースに決まってくれた。やっぱりチェンジアップだね。あれだけの球が投げられたら次もああいう投球を見せてほしい。1人で投げきってくれたのは大きい」。6連戦の初戦を投げ抜いた左腕に感謝した。
ここまで全9試合でクオリティ・スタート(6回以上を投げ、かつ自責点3点以内)を続ける助っ人左腕。チームに勢いを付ける快投だった。





