緒方監督、開幕ダッシュへ新戦力手応え

 「広島-DeNA」(25日、マツダスタジアム)

 広島の緒方孝市監督(47)が24日、25年ぶりのリーグ優勝、開幕ダッシュをあらためて誓った。カギとして挙げたのは岡田、横山らの新戦力。掲げる「投手中心の守り勝つ野球」、「接戦を勝ち切る野球」を体現する。

 投打の柱として期待した大瀬良、鈴木が離脱。昨季までエースだった前田もいない。だが、2016年の船出を前に、指揮官は「明るい材料が多い」と言う。新人では西川、オスカルが開幕1軍。岡田、横山は開幕ローテ入りを果たした。ルナは4番、ジャクソンは八回を担う。新戦力がチームを底上げした。

 「十分、代わりになる手応えを感じています」。故障者も4月中旬から、下旬をメドに復帰予定。まずは昨年2勝8敗と、低迷した開幕10戦に集中する。「シーズンを通して勝ち越せるように。優勝を勝ち取りたい」。10勝15敗と苦手にしたDeNAに、いきなり「先制パンチ」を食らわせる。

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