走塁ミス続出…河田C「非常に問題」
「広島紅白戦、白組0-2紅組」(12日、天福球場)
広島の河田雄祐外野守備走塁コーチ(48)が12日、選手に猛省を求めた。紅白戦で4つの走塁ミス。接戦に競り勝つチームづくりを掲げているだけに「非常に問題があった。シーズン中にはやってはいけない」と、確実な打球判断を促した。
1点を奪い、なおも初回1死一、三塁で田中が浅い右犠飛。一走・丸は一気に三塁を狙ったがタッチアウト。二回1死二塁では、会沢の大きな中飛に二走・堂林がタッチアップできなかった。その裏の攻撃でも二走・松山が打球判断を誤り進塁できないなど、ミスが続出した。
昨季は僅差の試合を落とすことが多かっただけに、今季は隙のない攻撃で確実に1点をもぎ取る野球を目指している。「レベルの高い走塁を求めていきたい」と河田コーチ。失敗を成功につなげるよう厳しく求めていく。