９日の阪神戦（甲子園）でゴメスの打球を左足に受け「左下腿（かたい）の打撲」と診断された広島・黒田博樹投手（４１）が、当初の予定通り中６日で１６日・巨人戦（東京ドーム）に先発することが１０日、わかった。

　畝投手コーチは「大丈夫。きょう（１０日）は治療に専念。あした（１１日）は休みで様子を見て、次回は予定通りにいく」と説明。松原チーフトレーナーも「状態が良くなっている。次の登板に向けて調整していく」と話した。病院で検査を受ける予定はないという。

　黒田はこの日、足を引きずることなく、普段通りチームメートと一緒に甲子園に姿を見せた。開幕から安定感ある投球を見せており、離脱となればチームにとって大きな痛手だったが、それは回避された。