マエケン“富士山グラブ”で世界一へ
広島・前田健太投手(27)が24日、侍JAPAN仕様のグラブを披露した。形は従来と変わりはないが、ウェブに富士山が刺しゅうされた特注品。エースとして挑む「プレミア12」で、日本の“象徴”とともに戦う決意だ。
「日本代表として戦うため。日本=富士山。最初に思いついたので」。新グラブに込めた思いを、前田は笑顔で明かした。開幕前にてるてる坊主、シーズン中にはビリケン様など、こだわって作ってきた練習用グラブだ。
この日は本大会に向けて、ブルペンに入って調整。その後は福岡で、日本シリーズの解説を務めた。「慣れていくしかないので。もう一回、状態を戻せるように」と前田。26日からの次クールでは、シート打撃にも登板する予定。世界一へ着々と準備を進めている。