エルド母が大役終え「興奮しました」
「広島2-1巨人」(23日、マツダ)
来日中の広島・エルドレッドの母、シンディさんが球団の要請を快諾し、1日限定でホームランガールを務めた。初回に丸が先頭打者弾を放ち、早速スラィリー人形を手渡すことができた。「とてもうれしかった。興奮しましたね」と、大役を無事に終えた。
息子のエルドレッドに本塁打はなかったが、1-1の六回2死二塁で決勝の中前適時打をマーク。お立ち台に上がったエルドレッドに対し「とても誇りに思います。いいプレーを続けて、チームが勝ち進んでほしい」と期待を寄せていた。
エルドレッドは「球団がしてくれたことは非常にうれしいことだ。本塁打は打ちたくて打てるものではない。母がいても特別に意識はせず、自分のできることをやろうと思った。いい打点を挙げられたのは良かったね」と、笑顔で振り返った。
初回にシンディさんからスラィリー人形を受け取り、笑顔を見せていた丸は「まさかいきなり…と思って笑ってしまいました。仕事をさせられたのは良かったです」と話していた。