黒田15日復帰?週末ブルペンで判断

 広島・黒田博樹投手(40)が今週末にもブルペン投球を再開し、復帰登板に描く15日・DeNA戦(マツダ)の登板可否を探る方針が7日、決まった。この日は広島市内の病院で再検査を受け、改めて「右腓骨(ひこつ)筋腱(けん)周囲炎」と診断された。

 3日の抹消後初の再検査。黒田は松原チーフトレーナーと一緒に病院からマツダスタジアムに戻った。その後、畝投手コーチに結果を報告し、今後について話し合った。黒田は「僕から言えることはない。トレーナー、コーチに聞いてください」と、多くは語らなかった。

 松原チーフトレーナーによると、4月27日と同様「右腓骨筋腱周囲炎」の診断を受け、患部に痛み止めの注射を打ったという。右足の状態については「明らかな改善も悪化もない」と説明した。

 首脳陣は15日・DeNA戦(マツダ)での先発復帰登板を予定している。通常なら黒田は登板3日前の12日にブルペン投球を行うが、今回は故障明けで、傾斜を使って投げた際の右足の状態を確認するため、今週末にもブルペンに入る方針が決まった。

 畝投手コーチは「15日に向け調整するが、まずブルペンに入って今後を決める」と、慎重に復帰時期を探る考えを示した。

 抹消後、ランニングを控えている黒田は、8日からの大阪、東京遠征に帯同せず、リハビリと調整に努める。「やれることをやるしかない。当然早く戻れるようにしたい」と、焦る気持ちを抑えるように早期復帰を望んだ。

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