黒田15日・De戦で最短復帰じゃ
「右腓骨(ひこつ)筋腱(けん)周囲炎」のため3日に出場選手登録を抹消された広島・黒田博樹投手(40)が4日、マツダスタジアムでキャッチボールや遠投を行い、早期の1軍復帰へ意欲を見せた。
小林投手コーチを相手に最長60メートルの距離で71球を投げた。黒田は「(先発機会を)1回飛ばして状態が良くなると思う。まずはそこを目指してやる」と力を込めた。見据えるのは、先発ローテーションを一回飛ばした、15日・DeNA戦(マツダ)での最短復帰だ。
炎症がある患部には、開幕直後から違和感があった。「ブルペンで一番感じる」。4月25日・阪神戦(マツダ)後に注射を打ったが、回復の兆しはなかった。故障を抱えたままの登板を重ねれば肩などに負担がかかるため、登録抹消を選択した。
キャッチボールは継続し、連休明けに広島市内の病院で再検査を受ける予定。「肩は休められない。キャッチボールを続けてフォームが変わらないようにしたい」と意気込んだ。