巨人が痛恨の逆転負けで2連敗 ドラ1・西舘が2戦連続救援失敗、丸今季1号も空砲 貯金1に

 「巨人3-4ヤクルト」(30日、東京ドーム)

 巨人が1点のリードを守ることができず、痛恨の逆転負けでヤクルトに連敗を喫した。ドラフト1位の西舘(中大)が、登板2戦連続でリリーフ失敗。2敗目を喫した。

 試合は四回、ヤクルトがサンタナの適時二塁打で先制した。だが、すぐに岸田の2点適時三塁打で逆転に成功すると、追いつかれた直後の五回には、丸が今季1号ソロを放ち勝ち越しに成功した。

 それでも、試合が暗転したのは七回だ。ドラフト1位の西舘(中大)が頭の代打・西川に右前打を浴びると、送りバントで1死二塁と得点圏に走者を背負う。青木の四球後、オスナを見逃し三振に抑えたが、続く村上も四球で歩かせて満塁。ここで続くサンタナに対して初球、甘く入ったカットボールを狙われた。一、二塁間を破る適時打で2者が生還。一気に勝ち越しを許した。

 開幕から11試合連続無失点&ホールドを記録した西舘だったが、26日のDeNA戦では初失点から、1死しか奪う事ができず3失点で初黒星。「しっかり切り替えて、次に向けてやっていきたい」と誓った雪辱のマウンドで、またもリリーフ失敗となってしまった。

 攻撃では1点を追う八回、萩尾の左翼線を破る二塁打から1死三塁を作ったが、この絶好機で門脇、代打・大城卓が連続三振。あと1本が出ず、チームは接戦を落とした。

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