明秀学園日立のドラフト候補・糸野が高校通算47号 8強進出

 「高校野球茨城大会・4回戦、明秀学園日立9-2つくば国際大東風」(21日、日立市民球場)

 今秋ドラフト候補の明秀学園日立・糸野雄星内野手(3年)が高校通算47号を放ち、8強入りに貢献した。

 高校通算47号は、名誉挽回の一発だった。1点リードの七回無死、明秀学園日立・糸野が内角直球を捉える左越えソロ。一挙6得点の猛攻を呼んだ。3球団のスカウトが視察する前で、公式戦初先発マウンドは先制を許して三回途中2失点で降板。本職の遊撃に回っていただけに「取り返そうという気持ちだった」と、力が入った。

 6月に右脇腹を負傷。練習は制約されたが「下半身を鍛え直そう」と、走り込みやチューブトレーニングに励んだ。練習用ユニホームのズボンはピチピチになり、打球の鋭さも増した。今大会は1回戦の決勝ソロに続く2発目。楽天・長島スカウト部長は「自分の形を持っていて内角もさばける。打てる内野手として貴重な存在になりうる」と評価した。

 通算61本塁打で同じくドラフト候補の細川成也投手(3年)は無安打2三振。エースとしてフル回転しており、打線で糸野に求められる役割は大きい。同校初の甲子園へ「いい勝ち方ができた。一戦必勝で戦っていきたい」と、気合を入れた。

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