ロッテ石川投げ負けた 防御率1位陥落

 「日本ハム4-0ロッテ」(9日、札幌ドーム)

 あまりにも悔しい1敗だったが、ロッテ・石川は強気に言い切った。

 「(悪かったのは)立ち上がりだけだった。後半はいい感じで投げられたので持続してやっていきたい」

 防御率1位で臨み、勝てばリーグ単独トップの10勝目。新人からの3年連続2桁勝利は球団史上初で、球団史の1ページを飾るはずだったが、7回2/3を4失点。防御率争いのライバル・有原に投げ負けてトップから陥落した。

 一回から明暗が分かれた。有原は三者凡退だったが、石川は1死一、三塁から中田に先制の中犠飛を許した。二回にも陽岱鋼に適時打を浴び、八回にもレアードの本塁打などでさらに2点を失った。

 「相手は勢いがあるから初回がすべて」と伊東監督。自身の連勝は7で止まったが、必ずトップの座を奪回する。

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