江越の後輩、専大1年平湯が逆転代打弾
「東都大学野球、専大5-4日大」(22日、神宮球場)
専大がサヨナラ勝ちで勝ち点1とした。ルーキーの平湯蒼藍内野手(1年・長崎海星)が、六回にリーグ戦初本塁打となる代打2ラン。同点の九回にドラフト候補の森山恵佑外野手(4年・星稜)が決勝の中犠飛を放った。
またルーキーが輝きを放った。1点を追う六回1死一塁。代打で登場した平湯が、初球を思い切りよく振り抜くと、打球は左翼ポール際にスタンドイン。流れを引き寄せる逆転2ランとなった。
1、2回戦は7打数無安打。この日はスタメン落ちしたが、ひと振りで仕事をこなし「狙った球だけフルスイングしようと思っていた」と笑った。1回戦では同じ1年生の池間が3安打の活躍。「うれしいのと悔しいのがあった。今日は自分が行くぞと思っていた」と燃えていた。
長崎海星では高校通算39発。同校OBの阪神・江越は「少しでも近づきたい」という目標だ。「自分の中では長打力が魅力だと思っている」。その証明となる逆方向への一発で、1年生スラッガーが勝ち点奪取に貢献した。