木更津総合・早川 日本一の左腕になる

 第88回選抜高校野球(3月20日開幕・甲子園)の出場校選考会が29日、大阪市内で行われ、出場32校が決定。2年連続3度目の出場を果たした木更津総合(千葉)の早川隆久投手(2年)が全国制覇と日本一の左腕になることを誓った。昨秋の関東大会初優勝の原動力となったエースは「全国制覇を目標にしています」と、自信に満ちあふれた表情で言い切った。

 プロ注目の左腕だが素質だけではない。投球技術も研究を重ねてきた。直球の最速は142キロ。目指しているのは「藤川球児(阪神)さんの真っすぐ。打者の手元で伸びる」。雑誌で見た人さし指と中指をそろえる藤川の直球の握りをまねているという。

 さらにスライダーはダルビッシュ(レンジャーズ)仕様だ。ダルビッシュの本を読み「アメフトのボールを投げるイメージ」と知った。今ではそれを参考に縦横2種類を操る。

 「全国No.1左腕を目指して練習しています」。腰痛の影響で年明けからブルペン入りはしていないが、来月に本格的な投球練習を再開する見込み。聖地登板への準備をしっかりと整える。

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