明石商2季連続V 山崎が連続完封
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「春季高校野球兵庫大会・決勝、明石商8-0報徳学園」(4日、明石トーカロ球場)
明石商が報徳学園を完封で下し、2季連続優勝を果たした。原動力となったのはドラフト候補のエース・山崎伊織投手(3年)。準々決勝に続く自身2試合連続完封で、センバツで好投したエース・吉高壮投手(3年)と並ぶまでに成長した。
立ち上がりから落ち着き払った投球は、不安定な一面を感じさせなかった。「去年の秋に吉高が報徳を完封していた。追いつくために、自分もゼロで抑えたかった」と力を込めた山崎が、許した安打はわずか3本。8奪三振の快投に、狭間善徳監督(51)は「夏の1番は分からない。今、吉高は調子に乗ってるから」と目を細める。
「自信になりました」と満面の笑みを浮かべた山崎。吉高とのWエースで臨む夏に、現状、死角は見当たらない。