竜山井は残留濃厚…条件提示希望に近く

 今年8月に国内FA権を取得した中日・山井大介投手(36)が16日、鳥取市内での自主トレ後に取材に応じ、FA権を行使しないで残留することに大きく傾いていることを明かした。

 「まだ球団には(結論を)伝えていませんし、決まっているとも言えない。でも、残りたいという気持ちが強くなっているのは確かです」と語った。今年は13勝5敗、防御率3・21で最多勝と最高勝率の2冠を獲得。FA宣言すれば、36歳とはいえ争奪戦が予想されるが、気持ちは残留に固まりつつある。

 数日前、落合GMとの交渉で条件提示され、気持ちが大きく動いたという。「球団の気持ちが伝わってきました。条件も僕の希望に近かった。いい結論を出せればと思っています」と話した。

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