DeNAブランコ放出も…高田GM示唆

 DeNAのトニ・ブランコ内野手(33)が今オフに放出される可能性があることが9日、分かった。高田繁GM(69)は「まだ分からない。今後の編成を進めながらになる」と話した。

 ブランコは移籍初年度の昨季は打率・333、136打点で2冠を達成し、本塁打41本も含めて打撃3部門で日本でのキャリアハイとなる数字を残した。今季は左右の太ももに計3回の肉離れを発症。出場85試合、打率・283、17本塁打、60打点にとどまった。

 今季で2年契約が切れるブランコの、3年目の契約に関しては、球団側に選択権がある。同GMは「今年はどれだけ休んだんだ?3回も4回も肉離れをして。去年の成績だったら君たち(報道陣)も聞きに来ないだろう?」と手厳しかった。

 抜群の長打力と、今季2度のサヨナラ弾を放った勝負強さは魅力だが、今季は体重増からくる故障癖を露呈した。同GMは「去年も10キロ痩せるって言って帰ったけど、痩せていなかった」と苦言も呈した。来季に関して、現時点では白紙。今後の補強を進めながら判断する。

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