仙さんガックリ…阪神敗北で夢叶わず

 「楽天4-10オリックス」(13日、K宮城)

 楽天・星野仙一監督(66)が13日、CSファーストSでの阪神の終戦に落胆の表情を見せた。この日の試合後、クラブハウスで状況を把握。帰り際にお手上げポーズで「阪神何やっとるんや!」と切り出すと「情けない…」と吐き捨てるように話して車に乗り込んだ。

 夢のひとつだった。阪神のシニアディレクターを退任し、2010年に楽天監督に就任。その際「阪神と日本シリーズをすることが私の夢」と語った。楽天は今季、リーグ優勝で日本シリーズ進出に大きく前進。指揮3年目でその可能性が出たが、“相手”の敗退により、あっさりと消えた。

 シーズン中もたびたび古巣の話をするなど、常に頭の中に阪神があった。「うちはまだまだプロセスのチーム。完成されてる阪神とは違う」と語っていたが、その後大失速。最後まで止まらずに終わってしまった。

 この日はレギュラーシーズン最終戦。投手陣が崩れて敗れた。CSのローテとして期待される辛島が4回2失点、ハウザーも3回3失点と不安を露呈。「誰が投げても一緒や」とあきれ顔。指揮官にとっては、ため息だらけの一日となった。

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