済美・上甲監督3回戦で“奇策”を予告
157キロ右腕・安楽智大投手(2年)を擁する済美(愛媛)の上甲正典監督(66)が16日、第10日の3回戦・花巻東戦での“奇策”を予告した。
1回戦で3安打3打点と活躍した花巻東の俊足左打者、2番・千葉を警戒。ビデオ分析の結果、左方向へのゴロ安打が多いことが判明した。そこで千葉の打席に限り、中堅・町田を三遊間に配置。「内野手5人」の特別シフトを敷く作戦だ。
「千葉君をどう打ち取るか。1日考えて決断した」と上甲監督。甲子園では1995年夏に観音寺中央が2回戦・日大藤沢戦でスクイズ防止のため実行。プロ野球では広島、楽天で指揮を執ったブラウン監督が、この戦術を好んで使った。
この日、シートノックで予行演習し、町田は「最初は冗談と思ったが、監督は本気みたい」とニヤリ。エース・安楽はマウンドから力を込めた26球で調整を終えた。8強入りへ、大胆な作戦で怪物右腕を助ける。


