2023.11.11

競馬ギガ盛りブログ「和田親子」（１１月１１日）

追い切りから引き上げてきた和田親子（前が竜二騎手、後ろの赤白の染め分け帽子が陽希さん）

　こんばんは、急に冷えてきた競馬場の空気に驚いているルーキー小田穂乃実です。朝は日差しがぽかぽかしていて、少し眠たいくらいだったのですが、午後３時を越すと、急にひんやりとした風が…。もうすぐそこに迫ってきている冬に少しソワソワします。

　寒い気持ちとは一転。この間、幸ジョッキーのご子息が競馬学校騎手課程の試験に合格したという記事を読み、とても温かい気持ちになりました。かっこいい父の背中を見て同じ道へ進む。とても素敵ですね。

　木曜日の朝一番、栗東トレセンで調教を見ていると、気になる親子が併せ馬をしているのを発見！和田竜二ジョッキーと、現在競馬学校生でご子息の和田陽希さんです。追い切りを終えて、地下馬道から出てきたお２人は爽やかな笑顔がそっくりでした。

　お２人が乗っていた２頭は渡辺厩舎の馬で、竜二ジョッキーが乗っていた馬は、あす１２日の京都２Ｒ（芝１６００メートル）に出走するサマーアゲイン（牡２歳）です。デビューの時に１度ブログで書かせていただいた１頭です。７月の中京での初陣は、８頭立ての７番手でじっくり運ぶと、ラストは上がり３位の脚で追走するも３着。２戦目は先行して２番手で運ぶと、ラストもしぶとく脚を伸ばし２着－とあと一歩の競馬が続いています。２戦目の勝ち馬セキトバイーストは１０月に京都で行われたりんどう賞で２着に好走しています。３カ月半の休養を挟み、ここはなんとか前進したいところ。

　３戦連続コンビを組む竜二ジョッキーに追い切りの感触をお伺いすると、「良くなってきています。トモが甘かったけれど、だいぶ推進力がついています。この状態でどこまでやれるかですね」と目を細めます。ひと夏越えてどのような成長を果たしているのか－とてもドキドキします。

　額にハートマークがあるとってもかわいいお顔をしています。ぜひパドックでそのお顔を、ぜひひと目見てみてください。