【毎日王冠】田中勝師 シリウスコルトで快挙挑む グレード制導入後初!騎手&調教師での同レース制覇へ
「毎日王冠・G2」(5日、東京)
毎日王冠にシリウスコルトを送り出す田中勝春調教師(54)=美浦=が、騎手&調教師での同レース制覇を目指す。重賞6勝を挙げたバランスオブゲームとのコンビで03年の当レースを勝っており、今度は調教師として勝てばグレード制導入以降では初めてとなる快挙を達成する。秋の東京開幕を飾る伝統のG2に、さらなる飛躍が期待される4歳馬とともに挑む。
思い出の相棒と制した伝統の重賞に挑む。毎日王冠にシリウスコルトを送り出す田中勝師は騎手時代、バランスオブゲームで2003年の同レースを制している。グレード制が導入された1984年以降では、騎手と調教師、どちらの立場でも毎日王冠を制した例はない。それ以前にさかのぼっても、矢野幸夫さんが騎手で51年(ミツハタ)、調教師で58年(ヒシマサル)、そして中村広さんが騎手で52年(ニユーモアナ)、調教師で72年(ハスラー)と74年(タケクマヒカル)に制しただけ。今年で76回目を迎える長い歴史を誇るレースでも、わずか2人しか達成していない。
田中勝師は「(バランスオブゲームの時代を)知っている人たちには、思い出してもらえるかもしれないね」と語る。ファンにとって、大事な思い出の1ページであることも分かっている。
シリウスコルトは巻き返しに向けて順調だ。前走の七夕賞は8着に敗れたが、右前の蹄鉄が曲がったまま走っていたという。「もちろんゲート入りまでは問題なかった。恐らく発馬のあたりで後蹄で引っかけてしまったんだろう。いっそ外れてしまえば、もっとスムーズに走れたのだろうけれど…。デモ、ケガがなくて良かった」と振り返る。意外にも東京コースは初めてだが、厩舎にとって初重賞制覇となった新潟大賞典と同じ左回りだけに一発があってもおかしくない。態勢を整えて迎える秋初戦。ファンに思い出を想起させる快走を見せる。
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