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【府中牝馬S展望】ラヴェルが不振に終わった春シーズンからの逆襲に燃える

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 「府中牝馬S・G3」(22日、東京)

 春シーズンからの逆襲に燃えるラヴェル。1週前追い切りは栗東CWで6F78秒2-12秒7。この日の一番時計をマークして反撃態勢は整っている。今季9、11、12着とひと息の結果に終わっているが、昨秋のエリザベス女王杯2着、チャレンジC制覇と能力の高さは証明済み。メンバー緩和の一戦で貫禄を示す。

 都大路Sを3馬身半差で完勝したセキトバイースト。好位集団の直後で運び、3角で3番手まで押し上げると、直線半ばで先頭に立って後続を寄せつけなかった。昨年のチューリップ賞で2着に入り、桜花賞まで駒を進めた素質馬が復活。重賞でも見劣りはしない。

 阪神牝馬Sは7着に敗れたタガノエルピーダだが、好位のインから直線でラチ沿いを狙ったものの前があかず、外へ切り返すロス。ゴール前では伸びていただけに、もったいない競馬となった。23年の朝日杯FSではジャンタルマンタルの3着。広い府中で反撃へ。

 福島牝馬S3着から待望の重賞初Vを狙うフィールシンパシー。1週前追い切りは美浦坂路の併せ馬で4F53秒9-12秒2をマークして2馬身先着。引き続きいい状態を維持している。重賞で2度の連対実績がある力量馬。G3ならいつ勝ってもおかしくはない。

 ヴィクトリアMは右前肢ハ行で無念の出走取消となったミアネーロが仕切り直しの一戦に臨む。近走は不利や出遅れも重なって力を出し切れていないが、フラワーC1着、紫苑S2着の実績から牝馬同士なら好勝負になっていい。

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