阪神・西田直斗が戦力外に…ドラ3→育成契約→支配下復帰、全力で駆け抜けた7年間
阪神・西田直斗が戦力外に。2011年にドラフト3位で入団、その後育成契約となりながら7カ月後に支配下復帰した苦労人でした。目立った成績は残せませんでしたが、全力で駆け抜けたタテジマ生活を振り返ります。
公開日:2018.10.29
「ウエスタン、広島2‐3阪神」(28日、由宇)
西田が大暴れ!決勝適時打含む3安打
ユニホームを泥だらけにしてグラウンドを駆けまわった。阪神・西田が、決勝適時打を含む3安打の大暴れ。後半戦の初戦でチームを勝利に導いた。
立石2軍打撃兼育成コーチは「3ボールからよく打った」と勝負強いルーキーを手放しで褒めた。
西田が大暴れ!決勝適時打含む3安打
プロ入り3度目の3安打に本人は「バッティングは波があるので。守備と走塁で波のないようにやっていきたい」と満足した様子はない。
西田が大暴れ!決勝適時打含む3安打
ルーキーイヤーを2軍で終えた西田。シーズン終了後、インタビューで大きな夢を語っています。
【2012年12月4日デイリースポーツ紙面より】
―まずはプロ1年目を振り返って。
「成績はあまり納得してないです。守備はまだまだだと思っていましたけど、打撃はもっとできたと思います」
―プロのレベルを感じたのはどの辺りか。
「最初は簡単に打てると思っていませんでした。バットが木製に変わったし、130キロの直球でも高校生とはキレもコントロールも違います。夏前に打ちだしたときは自分でもびっくりしたというか。でも夏以降打てなくなったので、疲れた時にウエートとかしっかりやっとけば維持できたと思います。それは反省点です」
(中略)
―2年目の目標は?
「1軍に上がることを目指さないといけないと思います。まずは2軍でしっかりと結果を残して1軍に呼んでもらえるようにしたいです。それと2軍で首位打者を獲りたいです。1軍でも最終的に獲りたいのは首位打者ですから」
1軍デビューも2三振、競争激化の中でもがく
2年目を迎えた西田。ドラフトで遊撃のポジションを争う北條が加入し競争が激化する中、2軍で確実な成長を見せます。
「フレッシュ球宴、全ウ1‐7全イ」(18日、秋田)
阪神・西田適時打も“笑撃”の賞なし
若虎が東北の地で躍動した。全イースタンに大敗したが、全ウエスタンの阪神・岩本輝投手(20)、ドラフト5位・金田和之投手(22)=大院大=が2イニングを無安打リレー。西田直斗内野手(20)がチーム唯一の適時打を放った。