阪神・伊原 秋季キャンプ初日から122球「迷惑をかけた。始めからキャンプに来て練習できるのはありがたい」
「阪神秋季キャンプ」(1日、安芸)
阪神の伊原陵人投手(26)が、秋季キャンプ初日からブルペンで122球を投じ、並々ならぬ決意を示した。初日から100球超え一番乗りは、宜野座で行われた春季キャンプに続いて2度目。体力づくりの秋と位置付け、腕を振った。
糸を引くようにミットに吸い込まれていく一球一球を、観衆は固唾(かたず)をのんで見守った。誰よりも長くマウンドにとどまり、直球主体で組み立てた122球。「シーズン中にできなかったことをこのキャンプでできるように」と今キャンプの抱負を語った。
今季、6回を投げきったのは一度のみ。課題は明確だった。「シーズンを投げきる体力など1年目に足りないと感じる部分もあった。来年からDHも始まる。投げるイニングも増える可能性もある」と来季を見据えた。
プライベートでのトラブルなどもあり、不完全燃焼のシーズン。「迷惑をかけた。初めからキャンプに来て練習できるのはありがたい。継続で取り組みたい」。投げられることに幸せを感じたからこそ、より一層、練習に熱が入る。この秋の積み上げが来季に生きてくるはずだ。
