箱根王者・青学大は呆然4位 2冠早大には6分45秒大差完敗で箱根4連覇暗雲 原監督は早大に脱帽「強い。実業団含めて最強チーム」

 「全日本大学駅伝」(1日、熱田神宮~伊勢神宮、8区間=106・8キロ)

 大学3大駅伝の第2戦が行われ、関東勢最下位11位からの巻き返しを狙った青学大は4位に終わり、8年ぶり3度目の優勝はならず、6年ぶりに表彰台も逃した。優勝し2冠を達成した早大に6分45秒という大差をつけられ、4連覇のかかる来年1月の箱根駅伝へ、課題の残る内容となった。

 1区で椙山一颯(2年)が区間賞を獲得し首位発進となったが、2区で石川浩輝(2年)が区間10位の苦しい走りとなり、首位早大と1分5秒差の9位に転落した。

 3区の松田煌希(3年)は区間5位の走りで8位に浮上すると、4区に投入された昨季までの大エース、黒田朝日の弟、黒田然(3年)が区間5位の走りで4人抜きの快走。4位まで浮上した。

 5区の小河原陽琉(3年)は一時3位に浮上したが、最後は駒大・植阪嶺児(4年)に競り負けて4位で6区へ。6区の飯田翔大(3年)は区間4位の走りで駒大に競り勝って3位に浮上した。

 7区平松享祐(4年)は区間7位の走りも3位をキープしたが、アンカー鳥井健太(4年)が中盤で創価大に抜かれて順位を落とした。

 ゴールした瞬間、鳥井は呆然とした表情でうつむいた。

 大会後、原晋監督は早大について「強い。もうS級ばっかりじゃないですか。過去最強チームじゃないですか?実業団含めて。日本の若者の長距離ランナーの能力、パフォーマンス、身体能力が上がっているなと感じる。日本人長距離ランナーも捨てたもんじゃねえなと他大学ながら、大きい視点でみたな」と、脱帽。「GMOより強い。留学生1人いたらニューイヤーでも十分優勝できるレベル。それぐらいのハイレベルですよ」と舌を巻いた。

 それでも箱根王者のプライドをかけて、来年1月2、3日向けて勝負をかけていく。「でも同じ大学生だからね。そこに負けないようにチャレンジしていきますよ」と見据え「距離が長くなって区間が増えてくれば、勝機は出てくる。早大には完敗ですけど、なんとなくの感覚でここまでの開きはなく戦えるメドはついた。経験則の中で。ゼロじゃないと感じる。2ケ月間の中で必勝パターンの中で戦っていく」と語った。

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