阪神 岩貞氏、理想の監督像「押しつけすぎない」石川ミリオンスターズ監督就任会見
今季限りで現役を引退した岩貞祐太氏(35)が30日、西宮市内の阪神の球団事務所で独立リーグ日本海「石川ミリオンスターズ」の監督就任会見に臨んだ。阪神の嶌村球団本部長、石川ミリオンスターズの端保球団代表取締役社長も同席した。
岩貞新監督は就任の話を聞いた時の心境に「引退してすぐで今後も野球に携わるような仕事がしたいと思っている時に監督という話をいただきまして」と明かし、「もちろんものすごく責任のある立場になると思いますし、それに加えて自分がずっと地元(熊本)でやってきました野球振興、そういうところも含めて今までやってきたこととこれから挑戦していくこと。その2つが自分の中では監督業というところではやりたいなという風に思いました」と話した。
監督としての理想像については「押しつけすぎない。そこは僕が現役の間も感じていたこともあったので」と語った。続けて、「まずは人の上に立つということでまた一から勉強して、自分が経験してきたことを選手たちに伝えていければ」と意気込んだ。就任決定後は岡崎太一前監督(43)に毎日のように連絡し、助言を受けているという。
嶌村球団本部長は独立リーグへの監督の派遣について「NPB12球団から本拠地以外のところでの野球の普及振興を加速化していこうと思っている」と説明。岩貞氏の人選には、「彼の人間的な要素や性質を考えたら阪神タイガースからしたら快く自信を持って送り出せる人物」と話し、「一回りも二回りも人間的に成長して当球団に戻ってきてほしい」と期待を込めた。
端保社長も「選手から引退即というのはなかなかのチャレンジ。選手との年齢が近いというのは指導者としてやっていくには試行錯誤できるんじゃないかと思っている。監督にとってもいい経験じゃないか」と語った。
岩貞は若手時代に試合で行った経験のある石川について「能登地震がありまして、そういったところでも熊本に通ずる部分がありますし。野球が見たい、野球をしたいという思いを持ってくださる方が1人でも増えるような取り組みをしていきたい」と力を込めた。
