阪神・藤川監督「苦しかった…。よかったです…」「やっていたことが間違いではなかったと証明できました」【優勝インタビュー】
「広島6-4阪神」(3日、マツダスタジアム)
猛虎の黄金期到来だ。優勝マジックを1としていた阪神は広島に敗れたものの、2位・巨人がDeNAに敗れたため、2リーグ制以降では球団史上初となるリーグ連覇が決まった。藤川球児監督(46)は宿敵・巨人とのデッドヒートを制し、史上初めて「1位・阪神、2位・巨人」でゴールテープを切った。新人監督からのセ・リーグ連覇は初の偉業となった。
◇ ◇
-率直に今の気持ち。
「いや苦しかったですね」
-球団初のセ・リーグ連覇で大変な部分も多かった。
「苦しかった…。よかったです…」
-一番の思いは。
「(約20秒、言葉に詰まる)難しいですね。まずは…。選手たちを守れたことです」
-去年の優勝とはだいぶ感情は違う。
「やろうとしたことは同じだったんです。成績を残してる選手がどんどん成績が伸びるように。自分も現役の時に成績を残してたんですけど、どうしても最後、重責を背負って、それが苦しくて敗れ去ったっていうことがあったので、成績が出ている選手が苦しまないようにっていうところで、とにかくその選手たちの責任をこちらが引き取って、選手たちが笑顔で成績が向上するにはという、このタイガースの宿命を自分も背負った時に非常に苦しかった。ハイパフォーマンスの選手が苦しんだことがあったので、とにかくその選手たちを守るというところが、一番それをしたら必ず抜けるんじゃないかとは思ってました」
-木下や工藤や高寺など台頭した1年。
「高橋も含めてですね。伸びていこうとする選手のストッパーになるものを全てふさいでいくと。それが自分の役割だと思ってやりましたので。球団を含めて、ファンの方含めて守り抜くというのが自分の宿命だと思ったので。それが守り切れたからこそ。度々ね、自分を痛めることはありましたけどね。自分の心や体や地位とか名誉とかいうものを捨ててですね。とにかく責任を背負って、みんなの心を軽くしたいという一心でやりました。それが実を結んだと思います」
-7月に工藤を抑えに。これが機能したことが一つの転機となった。
「間に合うかどうか。あの時点で勝負でした。あそこでクローザーと。オールスターの時ですか。あそこで配置転換をした時に差し切れるのかどうか、それとも、それとも遅かったってなるのかどうかは、紙一重の勝負でしたから。間に合ったというところでは」
-偉業を伝えたい人。
「恩返しの役割で監督業を引き受けましたので。自分がどうなりたいとかではなく、タイガースでお世話になってタイガースのファンに育てられた。もちろんタイガースのメディア、ファンの方々に支えられて、監督業をするにあたり、自分がどれだけ、最初の1年、2年をどう思われても恩返ししなければ。恩返しというのは勝ちを届ける、選手たちを苦労させない、首脳陣で精いっぱい悩んで苦しんで、選手たちを飛躍させながらファンの方に夢や希望を持ってもらえるように挑戦しましたが、最高の結果になりました。やっていたことが間違いではなかったと証明できました」
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