阪神・佐藤輝 先制V打で打線復活 チーム35打席ぶり適時打「良かったです。また明日頑張ります」

 「阪神7-2広島」(17日、甲子園球場)

 7連敗中のチームを元気にしたのは、やはり4番の一振りだった。阪神・佐藤輝明内野手が決勝の先制適時二塁打。「ランナーをかえせるようにと思ってたので、仕事ができて良かったです」。この一打をきっかけに、湿っていたはずの猛虎打線が息を吹き返した。

 初回1死一、二塁。相手先発の床田に空振り、見逃しと2球で追い込まれた。相手の悪送球と四球でもらった好機。無得点ならズルズルといってしまう展開だが、低めのボール球を拾った。白球はグングン伸びて、右翼・佐々木の頭を悠々と越えた。二塁上では手をたたき、聖地に大歓声が響く。完全に雰囲気を変えた。

 7連敗中は28打数5安打で打率・179と苦しんでいた。4番の状態がチーム成績に直結するのは当然のこと。6日のDeNA戦(甲子園)の2打席目以来、25打席ぶりの打点。適時打は3日のヤクルト戦(神宮)の1打席目以来、35打席ぶりだった。

 先制点が試合の流れを決めるのは言うまでもない。7連敗中は全て相手が先制。連敗前の3日の同戦も、連敗ストップのこの日も佐藤輝が先制点をたたき出した。「先制のチャンスでしっかり得点できたのは良かったです」。強いタイガースが戻ってきた。「良かったです。また明日、頑張ります」。もう連覇への歩みは止めない。

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