阪神・高橋遥人 球団左腕06年井川以来14勝目「微妙でしたけど野手のおかげ」6回10K2失点 初の規定投球回も到達
「阪神7-2広島」(17日、甲子園球場)
悪い流れを止めたのは頼れる勝ち頭だった。阪神・高橋遥人投手が6回10奪三振2失点と好投。球団左腕では2006年の井川慶以来となる14勝目を挙げ、チームの連敗を止めた。「ピッチングは微妙でしたけど、野手のおかげです。勝ててよかったなという感じです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
最高の滑り出しで、リズムを作った。初回は連続三振を奪うなど、三者凡退。直後の味方の先制劇につなげた。三回には、3者連続三振と圧倒。抜群の立ち上がりで主導権を手繰り寄せた。
四回には3連打で1点を失うも、最少失点で切り抜ける。これでシーズン143イニングを投げ、9年目にして自身初の規定投球回に到達。「本当にうれしい」と素直に喜んだ。長年、ケガに悩まされてきた中、今季は自身初の開幕ローテ入りを果たし、今季初勝利のお立ち台で「どんな形でも投げきりたい」と強い覚悟を口にしていた。
初めて経験するローテを守るということ。ケアに神経を使いながら、同時にレベルアップも目指し、練習を積んだ。「投げたらケガすると思われていたと思うし、規定は絶対いけないだろうなって感じられてることも分かってた。そういう声をはね返せたのはよかった」と充実感を漂わせた。
自身にとってもチームにとっても大きな1勝をつかみ、11勝でリーグ2位のDeNA・東とは3勝差。「もっといいボールを投げられるようにしたい」とすぐに視線を先に向けていた。
◆今季聖地タテジマ初星 高橋がタテジマのホーム用ユニホームでの甲子園登板で勝利を挙げるのは今季初。今季甲子園成績はこの日で4試合2勝1敗。甲子園での前回白星は6月5日・楽天戦で、「STADIUM HEROES DAY」として開催され、甲子園を想起させる緑色基調のユニホームだった。
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